夏におすすめ、日本酒リキュール

果実酒の写真

今回は「日本酒」ではなく、「日本酒リキュール」について。

ぐずぐずしていた梅雨も終わり、一気に夏本番、暑くなりました。
暑い夏の日、キリッと冷やした生酒や吟醸酒もいいですが、カクテル感覚でさっぱりと飲みやすい「日本酒リキュール」もおすすめです。

バリエーション増える日本酒リキュール

最近は、酒屋さんやデパートのお酒コーナーなどで、日本酒をベースにつくられた「日本酒リキュール」をよく見かけるようになりました。
日本酒をあまり飲み慣れていない方にも飲みやすく、オンザロックやソーダ割りなどでも気軽に楽しめるので、女性にも人気です。

そして、その種類の多いこと! こんな味のものまで?と、びっくりするほどです。

柚子やレモン、みかんなどの柑橘類以外にも、イチゴやパイナップルなど、さまざまなフルーツのリキュールがあります。
さらに、フルーツ以外では、紅茶やコーヒーのリキュールや、ヨーグルトのリキュールまで!

酒飯コーナーの日本酒リキュールの写真
イチゴやパイン、コーヒーや紅茶のリキュールまで、いろいろな種類のリキュールが並ぶ

酒飯コーナーの日本酒リキュールの写真
日本酒ベースのヨーグルトリキュールも

種類の豊富な日本酒リキュールですが、夏の暑い日には、柑橘系のリキュールやヨーグルト風味が特におすすめ。
ソーダ割りやオンザロックで、ミントを入れても楽しめます。

(*)リキュールとは:
リキュールとは、一般的には、蒸留酒に果実やハーブなどで風味をつけ、シロップや砂糖などで味を整えた混成酒のことをいいます。カクテルやお菓子の風味づけなどに使われるもの、というイメージが強いのではないでしょうか。

日本の酒税法では、リキュールは「酒類と糖類等を原料とした酒類で、エキス分が2度以上のもの」とされており、原料の酒類にはテキーラやジンなどの蒸留酒だけでなく、醸造酒が使われることもあります。チューハイや第三のビールの一部などもリキュールに含まれますし、日本酒やワインをベースにしたリキュールもあるのです。

日本酒でつくるホームメイドリキュール

梅酒づくりの写真

初夏になると梅酒をつくる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家庭でも手軽につくることのできる梅酒も、リキュールの一種です。よく使われるのは焼酎やホワイトリカーなどですが、日本酒でもつくることができます。

家庭で梅酒をつくるには、加えるお酒のアルコール度数が20度以上でなくてはなりません。
日本酒は、アルコール度数が15〜16度のものが一般的ですが、果実酒を家庭でつくるための
日本酒(アルコール度数が20度以上になっています)も販売されています。

(アルコール度数が20度未満のお酒で梅酒などをつくるのは酒税法違反となります。ご注意を!)

(*)自家醸造に関する国税庁サイト:
  https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/32.htm

フレッシュフルーツのリキュール

梅酒づくりは、漬かるのを待つのも、熟成期間によって味に変化が出るのも楽しみですが、もっと早く・手軽に楽しみたい!という方には、フレッシュなフルーツを使う方法もあります。
3日ほど漬けたら、飲み頃になるお手軽さです。

そんなお手軽なフレッシュフルーツのリキュールを作ってみたので、ご紹介します。

(*)参考にした作り方:
 白鶴酒造 果実酒用日本酒を使ったレシピ「シトラスミックス酒」
 https://www.hakutsuru.co.jp/recipe/using_for_fruit/C3-156.html

<用意したもの>

(1) 手作り果実酒のための日本酒(白鶴酒造):900ml
  アルコール度数は20〜21%となっています。

(2) 柑橘類:計400〜500g
  オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライムを使いましたが、お好みのものを。

(3) 氷砂糖:100g
  フルーツの甘味と日本酒の糖分があるので、少なめでもOK。ハチミツでもよいです。

(4) 容器:上記の材料が入るサイズで、密閉できるもの

日本酒リキュールに準備したもの

<作り方>

(1) 容器は、キッチン用アルコールで消毒しておきます。

(2) フルーツは、皮を剥いて輪切りにします。レモンやライムを皮ごと入れる場合は、無農薬のものを使い、よく洗った後、水気を拭き取ってから使います。

(3) フルーツ、氷砂糖、日本酒を入れて蓋をします。溶けた氷砂糖がよく混ざるよう、1日1回程度かき混ぜます。

(4) 3日以上で飲み頃となります。

日本酒リキュールをつけているところ
3日以上漬けたら、完成です!

<味わいは?>

一言で言うと、さっぱり爽やかで飲みやすい!
生のフルーツの風味たっぷりで、熟成した梅酒の味わいとはまた違う、夏らしい味わいです。

焼酎やホワイトリカーでつくる場合と比較して、アルコールの強さを感じさせず、柔らかい口当たり。日本酒の持つコクや甘味が、カドのない味わいにつながっているように感じます。
(焼酎やホワイトリカーの場合は、通常、アルコール度数が35度と高めですが、日本酒の場合は20度)

フルーツには柑橘類を使いましたが、キウイやイチゴなど、ほどよい酸味のあるものも良さそうです。

ソーダ割りもいいですが、ぜひオンザロックで。

(*)果実酒用に使える日本酒:
果実酒用日本酒としては、下記のものなどがあります。
(日本酒の原酒などアルコール度数が20度以上あるものを使っても問題ありません)

・手作り果実酒のための日本酒(白鶴酒造)
https://www.hakutsuru.co.jp/product/sake/others_sake/kajitsushunotamenonihonshu_900.html

・果実酒用日本酒「苗場山」(苗場酒造)
 https://www.naebasan.com/kajitsushu/

・果実の酒用清酒「梅ちゃん」(梅津酒造)
 https://umetsu-sake.jp/umechan.html

フレッシュフルーツの日本酒リキュールの写真

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日本酒でつくるフレッシュフルーツのリキュール。
夏の暑い日も爽やかに、夏のひと月、カクテル感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。


いつも楽しくWakuWakuを忘れずに。
そんな時間のお供をしてくれるお酒にも感謝して、今晩もカンパイ!!