缶詰とワンカップ


昭和生まれの自分にとっては「体育の日」である10月10日。
この日は「ワンカップの日」であり、また「缶詰の日」なのだそうです。

「ワンカップの日」と「缶詰の日」

「ワンカップ」は、言わずと知れた大関株式会社さんが最初に発売したカップ酒。スーパーやコンビニでいつでも買える身近なお酒です。いまや多くの酒造会社からカップ酒タイプのお酒が出ていますが、その大元のカップ酒をつくった大関株式会社さんが制定した日なのですね。

「ワンカップの日」は一般社団法人 日本記念日協会により記念日として認定されていて、次のように説明されています。

『「ワンカップ」は世界で初めて発売されたカップ酒。その「ワンカップ」を製造販売する兵庫県西宮市に本社を置く日本を代表する酒造メーカーの大関株式会社が制定。日付は「ワンカップ」が誕生した1964年10月10日(東京オリンピックの開会式の日)から。ちなみに「ワンカップ」は大関株式会社の商標登録。』
(日本記念日協会HPより)
https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=883

そして一方の「缶詰の日」。
こちらは、1987年に、当時の(社)日本缶詰協会(*)が制定した記念日です。(*)現 公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会

『明治10年10月10日に、日本初の缶詰工場「北海道開拓使石狩缶詰所」において、サケ缶詰の製造が開始されました。「缶詰の日」は、この史実をもとに缶詰業界が1987年に制定いたしました。』
(日本缶詰びん詰レトルト食品協会Facebook投稿より)https://www.facebook.com/HAPPYFASTDISHRECIPE/posts/938658206543166
https://www.jca-can.or.jp/useful/qa#1291

最近は種類も豊富で気軽なおつまみに最適な缶詰と、気軽に楽しめるワンカップ。
この二つが同じ記念日とは、まさにナイスコンビ!と思わざるを得ません。


カップ酒の原点、ワンカップ

自分にとってカップ酒といえば、主に旅行のときに大いにお世話になるものでした。
何本か選べばお土産に最適ですし、帰りの新幹線のお供にも楽しい。

そんなカップ酒の大元を発売したワンカップ・大関さんには感謝しないといけないかもしれないと、原点であるワンカップを久しぶりに(ごめんなさい)手に取ってみました。

  • 変わらない味とラベル
    去年2019年に発売55周年を迎えたワンカップ。
    ブルーに白文字。余計な絵などのない潔い感じのラベルは昔から同じ、そして変わらない味の安心感。これぞまさにワンカップ。

  • 手軽で、お燗も簡単
    コンビニでも買えるので一人お花見の公園にも連れて行けるし(女性にはちょっと高ハードルかもですが)、家に帰れば電子レンジで気楽にお燗にできるのも良いところ(600W電子レンジの場合、アルミキャップを取って60秒以内)。

  • ラベルの裏も楽しめる
    裏をみると、ラベルの裏も有効活用されていました! 
    このラベルの裏は、「ワンカップができるまで① 〜蒸米〜」。
    ワンカップができるまでの全6工程(①蒸米、②麹、③造り、④ラベル、⑤官能検査、⑥出荷)の説明書きがされており、ワンカップのことを少し知って、より身近に感じられる気がします。
    (55周年記念イラストラベル「ありったけのふつうの幸せ」バージョンもあります)

  

 一升瓶の日本酒から、カップ酒の世界を切り開いたワンカップ。
きっとこのまま60周年も70周年も変わらずに続いていくのだろうなあと、シンプルな力強さを改めて感じました。


カップ酒と缶詰で旅気分?

それにしても、カップ酒も缶詰も最近は本当に種類が豊富で、目を見張るばかりです。(カップ酒居酒屋や缶詰酒場があるのも頷けます)

特に缶詰は、“こんなものまで缶詰に?”というほどいろいろな種類があり(しかも美味しい!)、選ぶのに迷ってしまうほどです。大手メーカからおつまみ向けの缶詰も各種ありますが、産地ならではの面白い缶詰を探してみるのもお酒探しに劣らず楽しい時間です。

地酒のカップ酒もいろいろ出ているので、缶詰とカップ酒でちょっとした旅気分も味わえるかもしれません。

焼き塩さばは銚子産、金目鯛は産地不明ですが、鳥皮みそ煮は広島呉名物、釜揚しらすは静岡産、帆立は青森陸奥湾とのこと。どんなお酒が合うでしょうか?